造形上の問い

装飾性 / Ornament

作品を見るための着眼点を、造形と解釈の両面から整理します。

概要

Overview
装飾性は形や色の配置が面や物の全体を整え、反復や間隔によるまとまりを生む性質である。
単なる付け足しとみなさず、主題の描写と面全体の秩序がどのように結ばれるかを考える。

主な考え方

Approaches
•
同じ形の向き、間隔、大小を比べ、規則的な配列と変化する配列を見分ける。
•
金地や無地の背景が奥行きを抑える場合と、形を引き立てる場合を分けて説明する。
•
屏風や衣服など支持体の折れ、端、継ぎ目と、模様の連続の関係を確かめる。

受験上の着眼点

Exam Perspective
装飾的という語を内容がないという評価にせず、配置と表面の働きを具体化する。
自然の形を描くことと面の模様を作ることが、同じ形に共存する箇所を見る。