概念

抽象化 / Abstraction

作品を見るための着眼点を、造形と解釈の両面から整理します。

概要

Overview
抽象化は対象の全特徴を再現せず、形や色や位置関係を選び取り組み直す操作である。
具象と非具象を二分するだけでなく、何が省かれ何が強調されたかを連続的に考える。

主な考え方

Approaches
•
対象を思わせる手掛かりと、自律した線や面として読める箇所を分けて探す。
•
細部を取り去っても残る姿勢、方向、量感などを挙げ、造形の骨組みを説明する。
•
同じ対象を扱う作品を比べ、省略によって異なる効果が生まれる仕組みを考える。

受験上の着眼点

Exam Perspective
写実から離れているという判定だけで終えず、選択された形の役割を説明する。
抽象化と歪曲を同一視せず、省略、幾何学化、色の独立など操作を具体化する。