造形上の問い

構図 / Composition

作品を見るための着眼点を、造形と解釈の両面から整理します。

概要

Overview
構図とは、人物、物、空所、方向線を画面や展示空間の中で関係付け、見る順序と全体の均衡をつくる仕組みである。
中心が一つとは限らず、反復、対角線、切断、左右の偏りによって、安定と緊張が同時に設計される場合もある。

主な考え方

Approaches
大きな形を三角形、帯、格子などに単純化し、主要な重心と方向線を見つける。
画面の縁で切られる形と中央の形を比較し、視野が外へ続くのか閉じるのかを考える。
密集部と空白部の面積、左右上下の重量感、視線や身振りの連鎖を順に確認する。

受験上の着眼点

Exam Perspective
主役の位置だけでなく、脇役と余白が主役を成立させる関係を簡潔な図に置き換えて説明する。
第一印象から細部へ進む視線の順序を記録し、その順序を生む形や明暗の配置を特定する。