造形上の問い
空間 / Space
作品を見るための着眼点を、造形と解釈の両面から整理します。
概要
Overview
空間は描かれた奥行きと、作品が置かれ鑑賞者が身体を運ぶ実空間の双方を含む造形上の問題である。
遠近法、重なり、空所、囲い、床面の傾きは、開放、閉塞、没入、疎外といった経験を生み出す。
主な考え方
Approaches
•
前景・中景・後景を分け、各層をつなぐ形と遮断する境界を確認する。
•
鑑賞者が立つと想定された位置を考え、視点の高さと画面内の床・地平線を対応させる。
•
インスタレーションでは入口、通路、死角、音や光の反射を含めて身体の移動を記述する。
関連
Related
関連概念
Related Concepts
関連作家
Related Artists
関連作品
Related Works
作品
凱風快晴 / Fine Wind, Clear Morning
c. 1830–1832
作品
無限の鏡の間―ファルスの原野 / Infinity Mirror Room—Phalli's Field
1965
作品
大水浴図 / The Large Bathers
c. 1898–1905
作品
レ・ローヴから見たサント=ヴィクトワール山 / Mont Sainte-Victoire Seen from Les Lauves
1902–1906
作品
シボレス / Shibboleth
2007
作品
磔刑図のための三つの習作 / Three Studies for Figures at the Base of a Crucifixion
1944
受験上の着眼点
Exam Perspective
「奥行きがある」という結論ではなく、重なり、縮小、明暗、空所のどれが空間を成立させるか述べる。
画面内空間と展示空間を区別し、作品形式に応じて鑑賞者の位置まで分析へ含める。