概念

崇高 / Sublime

作品を見るための着眼点を、造形と解釈の両面から整理します。

概要

Overview
崇高は人の尺度や理解を超えると感じられる対象に向き合う際の、圧倒や隔たりを考える観点である。
美しい風景という評価と同一視せず、大きさ、不確かな奥行き、危険や孤立の配置に注目する。

主な考え方

Approaches
•
人の身体と自然の面積や高さを比べ、鑑賞者が尺度を測れる手掛かりを探す。
•
霧や闇で見えない領域が、距離を限定するか想像を拡大するかを考える。
•
安全な観察地点と近付きにくい対象の関係を、画面内の人物の位置から説明する。

受験上の着眼点

Exam Perspective
壮大という形容だけで済ませず、見通せない空間や小さな人物の具体的な働きを示す。
作者の感情を推測する前に、鑑賞者に与えられる見る条件を整理する。